日々のしおり

東洋医学の考え方を、生活感覚にマッチして健康的に過ごせる目線で書いてます。すべてはバラバラではなく、繋がっている。全体性を大切にした治療を行っています。一の会鍼灸院、院長 金澤 秀光過去のブログ記事はこちらへ→http://iori-hermitage.sblo.jp/

しょんべん と妻と

 思いがけず早い退院となりまして、予定通り13日に娑婆に戻ってきた、といった感じです。

 退院前の8日、午前9時から12時まで、人生始まって以来の全身麻酔の手術を受けました。

 手術が終わって間もなく目が覚め、再び襲ってきた激痛に対処して頂き、次いでやってきたのが尿意です。

 ところが意に反して、出ない! これが…

 午後5時になっても、尿意はあるのですが出そうとして緩めようとしても出ないんですね。

 それでね、初めて海でダイビングしてた時のことを思い出してたのです。

 海底で、おしっこしたいと思っても、なかなかでなかった時のことを。

 なんか、あの時の感覚と似てるよなぁ~、って。

 そうこうしてると、妻が特例で病室に入れてもらえたとかで会うことがかなったのですね。

 で、一言二言話してるうちに、なんとなく出るかも・・・という感覚になってきまして、めでたく、あてがってもらった尿瓶に小便が出たのです。

 鋭い痛みを伴っていましたが(これまでの膀胱炎患者の訴える症状と似てるなと思いつつ)、やれやれ・・・ですよ。

 改めて排泄って、快感ですねぇ(笑)

 排尿後、妻は帰路についたわけですが、ひとり残された病室でどういうことだったんだろうってしばらく思いを巡らせていたのです。

 すると、そういうことか! って分かってきたのです。

 看護師の方々は、それこそ至れり尽くせりで本当によ~くしてくださいました。

 言葉も気持ちも、「ありがとうございます」しかないわけです。

 ところが妻には日ごろ、

 「あんなぁ、これ、ちょっとちゃうねん」とか

 「もうちょっと、どいかならんか…」

 な~んて、してもらってるにもかかわらず不足というか不満を言ってたことに気づいたのです。

 ですがこれって、お互いの関係に「安心」とか「信頼」とかがあって、初めて言えることやったんやな~って思えたんです。

 だってね、うちは喧嘩らしいことは一切しませんけど、これって言いたいことが言える関係だということでもありますよね。

 そんなことに改めて気が付くと、もうちょっとちゃんと日常会話の中に、感謝の気持ちを意識して、言葉にして「ありがとう」を言いたいなと思ったのでした。

 ホンマね、言葉だけの「ありがとう」って、宙を滑って相手に届きませんけど、折に触れて感じたことを添えると、互いにもっと幸せな気持ちになれるんちゃうかなと。

 そんなことを思った次第です。

 ちょっと照れくさい感じもしますが、まずはちょっとずつでもやってみます。

 随分と寒くなってきましたが、みなさま、今日も一日お元気で!

 また書きます。

 みなさま、いつもありがとうございます。

勝手に出るのですよ、涙が…

 入院してから、ちょうど今日で2週間。

 不思議なのは、今もって事故の前後を全く覚えてない、思い出せないんですよねぇ。

 退院後、警察の事情聴取を受けるのですが、何を話そうか…ってくらい何も覚えてないのです。

 そう思いながらぼんやりしてると、瞬間的に魂を抜いてくれたんだろうなって思いがフト浮かんだんですよね。

 すると感情を伴わずに勝手に涙がじわ~っと、もう、そしてこぼれるように勝手に出てくるんですよ。

 それで改めて「生きてるんだなぁ~」って実感。

 そのあとからね、ただ生きてるってことだけで、これはもう大変な喜びなんだな~と、まあこれまた自分が自分に感動というかなんというか…

 

 20数年前は、病で命の淵をさまよい、臨死体験してから自分の意識が大きく変わりました。

 何が大きく変わったのかと申しますと、うまく表現できないのですが自らに備わっている「霊性」への気づきかなぁ。

 

 今回、もし肉体の損傷が著しく、抜いてもらった魂の帰る器が無ければ、死ということになってたのでしょうね。

 自分が死んだことに気づかない魂、結構おられると聞き及んでいましたが、えらい納得しました、実感持って。

 

 さてさて、今回も命がけの事が起きた(起こした?)わけですが、これをきっかけに自分の意識がどのように変容するのかが、自分でたのしみです。

 いくつかは、はっきりしてることがあります。

 それは、「生かされてる」とかいろいろ言われますけど、現実に関わってる人たちも含めて、目には見えない神仏・精霊とも常に一緒に生きてるという事。

 

 それと「悟り」ってことについてかなぁ。霊的成長でもいいんですけど。

 筆者個人的には、苦行も難経も必要ない。(必要な方もいらっしゃると思いますが)

 なにものかになろうとしなくても良い、あるがままで。

 これはね、もっと鍼が上手になっていろんな病が治せるようになりたいとか、ああなりたい・こうなりたいって願望を一旦すべて手放す。

 あんなんしたいとか、こんなこともしたいとかってことも全部ね。

 

 悟りも願望も、求めるものじゃなくって、生きる姿に応じて「訪れる」もの。

 こんな感じかなぁ。

 ただね、「命拾い」っていう言葉がありますが、ほんまに文字通り「拾った命」だと思ってますので、さあこの「命」、どない使ったろかいなとは思います。

 そう思うと、なんやらワクワクしてくるのですよ~♪
 動かすと肩、まだ思いっきり痛いのにね。

 あんまり自信ないけど、そんな感じがするのでそれに従って生きてみようかなって漠然と思ってます。

 

 そんなこんなで、昨日退院の予告がありまして、本日の検査で何もなければ一旦は13日退院です。

 経過は、全く問題なく順調で回復もとても早いとの主治医からのお言葉です。

 

 身体的には、肘から先は、まったく問題ありません。

 ただ、左肩が動きませんので、もうしばらく復帰までには時間がかかりそうです。

 今、この生きてる瞬間瞬間の時間、自分と一緒に居ることに致します。

 痛みがあると、自分から離れることが出来ませんよね。(*^。^*)

 それではみなさま、今日も一日お元気で。

 また書きます。

 いつもありがとうございます!!

年内 金澤院長 休診


 プツッー ー ー ー

 

 シャツ、切っていいですか!(シャー、シャツを切る音)

 お名前と連絡先言えますか!

 

 さっきまでバイクで、広い対抗二車線のまっすぐな道路を南下してたはずと、脳裏にかすかに浮かんだが、現実の肉体の痛みに圧倒されることになる。

 

 11月28日土曜、午後日暮れ時。何時頃だたのか覚えてないけど、間もなく救急搬送先の集中治療室へ。

 左肺挫傷 肋骨・肩甲骨はあちこち骨折してるらしいが、2か所折れてる鎖骨は来週火曜、8日に手術だそうだ。

 どうやら、もう少し痛い目に合わなくてはならないようです。(笑)

 一日中、ほとんど半覚半睡状態から、ようやく頭もはっきりしてきまして、ようやく何か書こうか…という気になって参りました。

 

 随分と告知が遅くなりましたが、現在住所地の救命救急科に入院・治療を受けております。

 退院の具体的なお話はまだ出てないのですが、左肩関節後遺障害が残るだろうとの主治医の判断で、退院後、しばらくスタッフの鍼を受けながら療養しまして、来年1月6日水曜日から診療を始めます。

 すでに通院中の方々には、スタッフから連絡が入っていると思います。

 多くの方々にご迷惑をおかけしております。

 またたくさんの温かいお言葉も頂戴しております。

 本当に、ありがたいことです。

 20数年ぶりの入院となったのですが、振り返りながらちょこちょこ書いてみますね。

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病室の窓から

新鮮な心

 今月7日 立冬、22日は小雪でした。

 本日、少し気温が下がっていよいよ冬の到来を感じさせられています。

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 22日小雪の朝、近くの公園に散歩に行ってきました。

 公園の木々はもうすっかり様相を変えて着々と冬支度といったところでしょうか。

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 近くにこんな公園があるって、ありがたいなぁ~、幸せだなと、つくづく感じてます。

 ところでみなさま、何か健康法って行っておられますでしょうか。

 なにを健康と呼ぶのかはさておいて、筆者は特に「健康を意識して…」って、特別なことは何もしていません。

 横着な性分ということもありますが、「健康のために」っていうのがどうも自分的にはしっくりと来ないもので。

 とは申しましても、ちょっと意識してることはあります。

 それは、「まんねり」です。(他にもありますけどね)

 

 毎日の生活って同じことの繰り返し、という面があるじゃないですか。

 それはそれで安心な面もあるのですが、時として心や気持ちに新鮮さが失われてしまって、ハタと気が付くと何となく心が乾いてるよなぁ~、なんて感じることが度々あります。

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 そんな時は、たとえ予定が詰まっていても一旦、手と頭を止めて、あえて外に出て自然に触れることにしています。

 

 そして肌に感じる空気や日差し、目に入ってくる景色や木々や草花に目を落とすと、そこには数日前とはまた違った光景に出会ってることに気づきます。

 やっぱり、自然の美しさは偉大ですよっ。(って感じます)

 何が癒しになるって、自然の移ろいほど癒しになるものはないですね。

 筆者も、還暦を過ぎて思うことはいろいろありますが、歳を重ねて次第に枯れていく… 

 そしていずれ、木の葉のように落ち去って消えていく。

 これも自然なこと。

 そんな当たり前のことが、すっと心になじむのですねぇ。

 ちょっと暗いですかね。

 自分的には前向きなつもりなのですが。(笑)

 さあみなさま、生きてる今を精一杯表現して今日一日を過ごしましょう!

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初体験 二上山

 今月は、週一回行ってます大阪医療技術学園の教員養成科の学生が、教育実習に行ってるのでその間、登山三昧です。

 といっても、旧いおり鍼灸院から一の会鍼灸院へのホームページリニューアルやらなんやらで、そこそこ忙しいのですがそこは、イエヤッ!

 時間を割いて行ってきました。

 今回は大阪と奈良にまたがる二上山。以前から気になっていながらなかなか登ることが出来なかったのですが、やっと行くことがかないました。

 住所地が泉北ということもありまして、ちょっと足を延ばせば登山する山がたくさんあるのはありがたいところです。

 登山ルートはいくつもあるのですが、当然ながら大阪側からの登山ルートを選択。

 筆者はバイクなので平日ともあり、難なく駐車。

 目の前が登山口でした。ありがたかったです。

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 ここから歩いてすぐのところに、早速分かれ道。

 なんか、石仏に歴史を感じました。

 身の丈くらいありましたよ。

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 何となく、向かって右側が昇りやすそうに思えたのですが、あえて左のルートを選択しました。

 その先には、鹿谷寺跡っていのがあるのですが、途中の山道はまあまあ険しい…?

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 初心者レベルでしょう、きっと。ちょっと疲れてたのか、険しく感じたのでしょうか。ゼーゼーでしたが💦

 鹿谷寺跡から道を違えて展望台?にってしまいました。動画で載せてますのでよろしかったらご覧ください。
 そして鹿谷寺跡です。

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 この石塔、一刀彫というのでしょうか、一つの岩石でできてるのだそうです。

 彫った方、どんな思いで取り組まれたのでしょうね。

 ちなみにこの二上山、2000万年前は火山だったそうで、石切り場があちこちにあるそうで、なんと、高松塚古墳の石棺もこの山から切り出されたそうですよ。びつくりですよね。

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 その傍らの石窟?でしょうか、線状に彫られた仏様がいらっしゃいましたが、そのお姿ははっきりと認識できませんでした。

 ここからです、本格的にゼーゼーだったのは。(*^-^*)

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 ただし、途中の景観は、よろしゅうござりましたよ~っ。(*^-^*)

 画像撮ってませんが、動画に入れてますのでよろしければご覧ください。


 そしてトットコトットコゆっくりと昇って、いきなり広い道に出てきたのがここ。

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 このまま細い獣道のようなところを行けばいいのか、それとも広い何となく楽そうな道を行けばいいのか。

 目指すは、二上山、雌岳。

 迷ってると先達が見えましたので聞いてみたところ、どっちでも良いとのことで、情けながらちょっと参ってたので広い道を進むことにしました。

 途中、幾本にも道は分かれているのですが、その都度であった方々にお聞きすると皆様ご親切♪

 そしてようやくたどり着いた、雌岳山頂。

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 なっ、

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なんだ、これは…

 そう、日時計ですね。

 ここでお昼にしようかと思っていたのですが、まだ11時過ぎなので雄岳を目指すことに。

 途中、馬の背というなだらかな道を楽に歩いてると、途中から急斜面。

 階段、ありがたかったけどきつかった…

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 ようやくたどり着いたけど、ここでお昼もなんだしな~と思って少し引き返して景観ばっちりなとこで湯を沸かして弁当。

 ここ、動画で治めてますのでよろしかったらご覧ください。

 帰りの途中、ハッと息を飲むような紅葉も収録しております。

 帰りは楽ちんコースをたどりました。💦

 午前9時に自宅を出て、午後2時の帰宅。

 気軽な登山を楽しんで参りました。

 さて、明日からの診療と来週からの講義。

 新鮮な感覚でいい仕事しますぞ(*^-^*)

 

  

散歩の効用

  世に健康法ってたくさんありますねぇ。

 筆者は、簡単で費用が掛からず、いつでもどこでも気軽にできることこそが大切だと思っています。

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 東洋医学では、健康に生きるための基本的な考え方があります。

 それは、「自然と寄り添って生きる」 ということです。

 自然と寄り添う…って、どんなことなのでしょうかね。

 今回は、筆者が日課にしている散歩を取り上げました。

         


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  散歩の効用をいくつか書いてみます。

1.まず何といっても気分転換になります。意識が自分の外に向かいますのでね。

  考え事していて煮詰まってしまったりすることってありませんか。
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 思い切って外に出て空や木々の葉の揺れ動いている様に触れるだけで、自分の気が変わります。

 そして改めて取り組んでいる事案に向き合うと、新鮮な気持ちになってアイデアなんかも浮かんできたりしますね。

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2.歩くと全身の気が巡り始めます。なんといっても、足の裏が温まります。

  現代人は、意識=頭を使いますのでどうしても気が頭に昇ります。肩や首も凝りますよね。

              

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 歩くと、気が巡り始めて降りてきますので、のぼせや肩・首の凝りなど、軽い程度ものでしたら解消されます。

  それに足は第二の心臓とも呼ばれています。

 歩くと新陳代謝が活発となりますので、手軽な健康法と言えるのではないでしょうか。

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3.そしてなんといっても自然の空気に触れて呼吸を意識し、季節の移ろいを感じていると自然と一体化できます。

 

 この自然と一体というところが大事なのですねぇ。

 意識的に自然と一体になるんだ!ってそんな気負いは必要ありません。

 ただ、自然の景色を眺めて空気に触れて…

 もうそれだけで、心身は季節の気と一体となっているのですから。

 

 人って良くも悪くも、必ず触れるものに影響されます。(意外と大きいですよっ)

 筆者、午前診が終わって時間があれば、雨以外は散歩に行くのを日課としています。

 広がる景色、人々の伸びやかな声や鳥たちのさえずり、風の音、空の色…

 飽きないですねぇ~(*^-^*)

 

 動画は、先日の淀川河川敷公園でのものです。

 これから寒くなりますが、そこは防寒をしっかりとして外に出かけられてみてはいかがでしょうか。

 

 

  

朝の散歩

 

 今年は7日(土)が立冬。 本格的に寒くなるのはこれからですね。

 自宅からちょっと足を延ばせば、このような景色が広がります。

 通りなれたところですが、四季折々の景観が心を和ませてくれます。

 この後、一の会基礎医学講座だったのですが、ちょっと心をフラットに。

  気持ち良く感じる朝。

 まぁ、健康的じゃないでしょうかね。

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