日々のしおり

東洋医学の考え方を、生活感覚にマッチして健康的に過ごせる目線で書いてます。すべてはバラバラではなく、繋がっている。全体性を大切にした治療を行っています。一の会鍼灸院、院長 金澤 秀光過去のブログ記事はこちらへ→http://iori-hermitage.sblo.jp/

感染症を重篤化させないための生活要点

感染症を重篤化させないための生活要点

 現在、中国から医療情報が続々と私たちの元に届いております。これらをもとに、稻垣副院長と検討を重ねたものを開示いたします。

 感染予防には、現在アナウンスされてます、手洗い・消毒、マスクの着用、三密を避けるなどは有効な方法です。さらにこれを補う方法と考え方をお伝えいたします。

 ウイルスに感染しても、必ずしも発病するのではない。発病を防ぐには、身体の元気を充実させておくことが大事です。

 

 ★身体の元気を充実させるための5つのポイント★

  • 肉・油脂、クリーム・チーズ・バターなどの乳製品、甘い物などを極力控える。

 中国伝統医学の医療情報によりますと、体液の粘性と循環に問題を生じております。上記の飲食物は、体液の粘性を高め、体液のめぐりが悪くなり、重症化する傾向がみられます。

 欧米の人々が、より多く亡くなっておられる最大の理由が、ここにあるだろうと推測されます。

 

  • こころや気持ちを明るく伸びやかにしておく。

 外から侵入しようとする邪気(病原菌)を防ぐ衛気(えき)は、気持ちが萎縮しますと伸びやかにめぐることができません。

 ニュースやワイドショーなどは、人々の不安をあおる要素が盛り込まれています。

 自分にできる対策と準備をした後は、必要以上のニュース報道に触れることを避け、静かに過ごす時間を設けたり、美しいものに触れるなど、心が明るく伸びやかになるような工夫をしてみてください。

 

  • 昼間は、できるだけ太陽の光を浴びる。

 身体は、太陽の光に触れるだけでも、気が巡りやすくなり、気持ちも明るくなります。

 一日中部屋で自粛するよりも、近くの公園、もしくはベランダに出てゆっくりと大きな呼吸と共に日光浴、あるいは軽い体操をしてみましょう。

 

  • 睡眠をしっかりと取る。

 人は、寝ている間にしっかりと精力が養われます。遅くとも12時までにはぐっすりと就寝してください。

もし眠れなくても、目を閉じて、心を静かに横になることで、眠るのと同等の効果があります。

 

うたたねに気をつける。

 人は眠りますと、身体を守る働きのある衛気(えき)は、体内に引っ込んでしまします。うたたねをする場合は、衣服や室温などに十分気を付けてください。

 

 その他、ブログ「日々のしおり」で、小さな喜び→幸福感→健康・無病息災について書いておりますので、ぜひご参考になさってください。

 https://kanazawa.ichinokai.info/

                            院長 金澤 秀光

                           副院長 稻垣 順也

マスクして、浅い呼吸をしていませんか?


 こんにちは、院長の奥さんです。

 ご無沙汰しております!

 緊急事態宣言が出されて3日が経ちました。

 ウィルスという、見えない敵から総攻撃を受けているような、不安な毎日をお過ごしの方も多くおられることでしょう。

 

 感染拡大が一日も早く終息することを願うばかりですが、このような状況の中で、日々患者さんや感染者の方々のケアにあたっておられる医師や看護師の皆様、

 また直接の医療現場以外においても社会貢献に立ち上がる人々がたくさんおられます。

 

 その姿を見て、東洋医学を標榜する我々が、社会に貢献できることは何だろうかとずっと考えていました。

 

 東洋医学には「治未病」(みびょうをちす―未だ病まざるを治す)という言葉があります。

 

 例えば同じ空間にいても、必ずしも全員が感染するわけではないですよね。

 今回のウィルスは感染力が強いと言われていますが、そこには一定数の”感染しない人”が居るはずなんです。

 

 感染する人としない人、何が違うのでしょう。

 

 私は感染症の専門家ではありませんが、現代医学では「免疫力」と表現される、ウィルスなどの外敵から身を守る力ですね。

 

 一方、東洋医学では「衛気(えき)」と呼ばれる「気」が身体から出て、身体の周りをぐるぐると回り、外敵の侵入を防いでいると考えます。

 

 身体の「気」が弱ると、「衛気」も当然ながら弱くなります。

 

 ところで私は20年以上、医療機関に勤めていますが、毎年インフルエンザの予防接種は受けていません。

 けれども、罹ることがないのです。(正確には一度だけ、ありました)

 かなり前のことになりますが、ある年、職場の人が次々にインフルでダウンしてしまい、孤軍奮闘したことがありました。

 数日間はなんとか頑張っていたのですが、「もうアカン」と思った直後、ついに自分もダウンしたのでした。

  当時はまだ「気」についてあまり興味もなかったのですが、後にこのような医学の世界を知り、「そういうことだったのか!」と納得できたのです。

  

 ***

 

 テレビなどのマスメディアから流れる情報は、ある程度メンタルの強い方や訓練された方は大丈夫かもしれませんが、

 そういったトレーニングを受けていない多くの方にとっては、恐怖や不安をあおるものになってしまいがちです。

 

 心が不安でいっぱいになっていると、「気」の流れを妨げます。

 流れが滞ることにより、身体全体の「気」がうまく巡らないので、身体は本来の力を発揮することができなくなります。

 すなわち、先ほど申し上げた「衛気」も十分機能しなくなってしまいます。

 

 我々、東洋医学を掲げる治療院では、皆様のお身体の状態を、顔色や脈、舌、皮膚の状態などから東洋医学的に判断し、お身体が本来の力を発揮できるような治療を行います。

 

 「気」が整えば、衛気はしっかりとお体を防御してくれるでしょう。

 

 非科学的かもしれませんが、古代から現代まで受け継がれてきたものにはやはり根拠があるのです。(根拠がない、まやかしのものは淘汰されます)

 先人たちはまさに命がけで病に打ち勝つ方法を探求し、後世に伝えてくださったのですね。

 

***

 

 そして、順番が逆になりましたが、

 健康に過ごす基本はやはり、日々の暮らしかたにあります。

 (これは残念ながらマスメディアではあまり流れませんね💦)

 

 ★健康的な食事を、感謝を持っていただきましょう。

 ★適度な運動(できれば少しでも太陽の光に当たることが望ましいです)、十分な休息(睡眠)をとりましょう。

 ★マスクをして、浅い呼吸になっていませんか? 意識的に、深い呼吸をする時間を作ってみましょう。

 ★家族や身近な人たちとの関係は平和でしょうか? このような状況を乗り越えるには、身近な人達との人間関係が大きな力になります。

 

 感染予防の具体的な方法については、専門家がたくさんいらっしゃるので、お任せしたいと思います!

 

 我々は、東洋医学の宝である「未病治」を以て、わずかな力ではありますが、社会のお役に立たせていただくことが出来れば幸いです。

 

 以下、日々の暮らし方などについて、院長が書き綴った過去ブログのリンクです。

 よろしければご参考になさってくださいね。

 

 *【飮食について】の記事一覧

 *【睡眠について】の記事一覧

 * 今の明るい兆しと展望

 * 予防の基本と考え方

 * 批判と平和と病と

 

 最後までお読みくださり、ありがとうございました(*^-^*)

 

 

 一の会 鍼灸院(旧いおり鍼灸院)|大阪・西中島の東洋医学専門治療院

 

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32.食ー最終章

 今回で、食シリーズ、最終章といたします。

 えっ!? で、具体的な飲食物の話はないの? って思われる方もいらっしゃると思います。

 はい、それはそれでとても大切なことなので、このシリーズを一旦終えまして、改めて書いて参りたいと思います。

 最終回の今回、改めて「気」という事を中心に、食卓を共有することの大切さを書いて締めくくりとさせていただきます。

いわば、総論といったとこです。

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 食(しょく)って、何をどのように食べるかって、本当に大事なことではあります。

 

 が、目の前のご飯一粒には、天の気・地の気・人の気が無限に含まれていて、それを身体に取り入れて私たちの元気を作るのでした。

 そんな食への感謝の気持ちが、

 いただきます!

 ごちそうさまでした!

 という、自然に出て来る感謝の言霊でしたね。

 

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 そして作る人、食べる人、そして片づける人の気が集まるのが食卓という場でした。

 そのみんなの気が集まった食卓の場の気が、とてもとても大切なことになります。

 

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 毎日毎日のことですから、意識の習慣=潜在意識に刻まれますので、ことさら重要です。

 この点をとても大切にするには、食べること=味わうことに意識を留めることが大切なことでしたね。

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 テレビを見ながらですと、何を食べたのか分からなくなりがちですし、家族の顔の表情やご飯の進み方にも気が付かなくなります。

 大方のご家庭では、ご家族が一堂に会するのは、1日1~2回くらいなものではないでしょうか。

 

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 一緒に食卓を囲んで、お互いの顔を見ながら食べることは、喜びの気の交流・共感です。

 ご家族の、幸福と健康を培う上でとても大切なことです。

 言うはたやすく、行うは難き事ばかりかもしれません。

 

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 時に行き詰ったり、迷ったりしたときに、本来の人の有り様として、このようなところに意識を帰して頂けたらと願っています。         

 幸せや健康は、「いま ここ」の目の前にすでにあるのだということ言うことを。

 

 健康の黄金律

 おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康。

 

 みなさま、いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

 次回からは、衣服・服装について書いて参ります。

 どうぞ、またご訪問くださいませ。

 みなさまの、お役に立ちますように💛

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31.食ー楽しみ方

 前回まで、「ありがとう」の感謝の気持ちが食卓に満ちると、みんなが幸せに、健康になるのだという流れを書いてます。

 

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 今回は食の楽しみ方です。

 

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 ところでみなさま、昨夜なにを食べたか、覚えておられます?

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 筆者、時々思い出せない時があります💦

 

 振り返ってみると、仕事や雑多なことで頭をいっぱいにしたまま食卓に向かい、こころ、ここに在らず、ってときでしょうか。

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 もったいないですよねぇ~、こころが他に奪われてる間に、喜びであるはずの食が喉を通ってしますのですから。

 それに、食卓を共有してる家族の顔の表情も通り過ぎてしまいます。

 食事の時は、考えながら、などの「ながら」を一旦は止めて、気持ちをちょっと切り替えて食卓に臨みたいもの。

 

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 そして目の前の食に、意識を留めてよ~く味わって、おいしく頂くのが幸せ=健康の黄金律でした。

 ベトナムの僧侶、ティク・ナット・ハーンは、一杯のお茶の飲み方について、次のように語っています。


  お茶を楽しみ、豊かな香りを愛で、味を味わい、

  カップの温かさを感じるためには、

  今の瞬間にいて、

  心をこめて意識を集中しなければなりません。

 

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  過去の出来事を思い煩い、未来のことを心配していると、

  カップを見たとき、お茶はもうなくなっているでしょう。

  あなたはお茶を飲んだのに、意識していなかったばっかりに、

  それを覚えていないのです。


  人生もまさに、その一杯のお茶のようなものです。

 

 みなさま、このティク・ナット・ハーンの語りかけに、どのように感じられましたでしょうか。

 筆者は、とてもやさしく諭されているような気持になります。

 

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 食事が終わった後、幸福感で満たされましたか。

 食だけでなく、すべてのことに「いま ここ」のに意識を集中したいですね。

 

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 健康の黄金律

  おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康

 

 目の前の食卓に集中して、

 おいしく食べて楽しんで、

 幸せの輪を拡げて参りましょう!

 

 本日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

 また是非ご訪問ください。

 

 みなさまの、お役に立ちますように💛

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30.食―人の気

 前回は、生活の場である食卓が平和で調和に満ちていると、元気で健康的に生きていけることを書いて参りました。

 今回は、食卓に関わる人について。

 現代は、共稼ぎのご家庭も多いと思います。

 仕事を終えてホッとする間もなくあわただしく食卓準備。

 

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 時には、買って来たお惣菜で済ます日もあるでしょう。

 そのような時でも、器を選んでちょっとしたものを添えるなどするだけで、食卓の気は随分と良くなります。

 

 この、ちょっとの「気づかい」が、人はうれしいものではないでしょうか?

 また作る人は、食材をどうすればおいしくなるだろうって工夫しながら作りますよね。

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 これって、幸せになる工夫ですよね。

 おいしい!って言ってくれる人のことを思うだけで、うれしくありませんか?

 そう、プレゼントするときの気持ちと同じですよね。

 食べる人もまた、疲れて帰宅してホッとして、目の前に食事が用意されてるのが、本当にうれしいですよね。

 感謝の気持ちは、言葉にしてちゃんと表現すると、喜びの気が家庭内に拡がります。

 

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 筆者は、作るよりも食べる専門の人ですが、作ってもらうことが当たり前にならない意識に気を付けたいもの。

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 「当たり前」の意識からは、感謝のこころが消えます。

 相手から「当たり前」のこころで何か言われると、がっかりしたり腹が立ちませんか?

 「ありがとう」の気持ちの無い関係は、義務的関係になってしまいます。

 

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 するとなにかとぎくしゃくしますし、時にトラブルなどが生じると、責任のなすり合いとなってしまいます。

 互いに労力を費やしているのに、問題はなにも解決ことになってしまいますね。

 

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 普段から、「ありがとう」の感謝の気持ちで、互いの関係を築いておくことがとても大切です。

 親子、夫婦の関係は、人間関係のひな型 です。

 先ずは、このことに気がついたら、自分から、です。

 

 

 また個人においても、自分の心臓が動いている。

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 意識しなくとも呼吸している。

     

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 飲み込んだら最後、胃腸は必要なものを取り入れ、不要なものは排泄する。

 自分に備わっている命の営みですね。

 

 そんな命の営みに感謝して、大切に扱っていれば、自然に健康に生きれるようにできているのが私たちです。

 

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 食事を作るって、相手に喜んでもらうこと。

 そしてそんな相手が、目の前に毎日居ることもまた喜びです。

 食卓を囲んでみんなで、「いただきます」「ごちそうさまでした」

 ありふれた毎日であっても、ありがたいなぁ~と確認できる場が、食卓。

 互いに幸福になりますよねぇ。

 すると活力と躍動感に満ちた健康が、意識せずとも備わります。

 

 健康の黄金律

 おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康

 

 みんなで、おいしく食べて、喜びの輪を広げて参りましょう!

 

 みなさま、いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 また是非、ご訪問くださいませ。

 

 どうか、みなさまのお役に立ちますように💛

 

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29.食―食卓の気

 これまでに、季節の旬のものを頂く。

 そして、気候風土に培われた伝統食・和食を日常の食べ物とすると、自然の活力が心身に満ちると言ったことを書いて参りました。

 

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 これに、食事を頂く大切な場である食卓の気を整えることも大切ですよねっ。

 衛生的できれいな食卓って言うのは、当然のことですよね。

 食卓には、家族団らん、作る人、食べる人がいます。

 

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 毎日互いに顔をみて会話して、互いに喜び合える関係が幸福感に繋がります。

 食卓は、互いに一緒に生きてる喜びを、食を通じて共有する場です。

 決しておろそかにできませんよね。

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 同じ釜の飯を食った仲間

 このようなことわざを、聞いたことがありませんでしょうか。

 職場や学校で、苦楽を共にしたり共同生活を通じて強い絆が築かれたたとえですね。

 一緒に食事を共にする。

 

 ともすれば孤独に陥りがちな現代人にとって、家族の顔を見ながら一緒に食事を頂く事は、しっかりと栄養を摂ること以上に、心身の安定にはとても大切です。

 

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 そんな大切な食卓です。

 家庭の外の職場や学校では、いろんなことがあると思います。

 ですが、食卓を囲んだ時には心を一旦切り替えて、穏やかで和やかな気持ちで食を頂きたいもの。

 

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 食卓には、家庭みんなが健康で生きるためのヒントが、た~くさんあります。

 家庭の中が食卓が、平和で安定していると、家の外でなにかつらいことや問題を生じても、力強く乗り切って生きて行くことが出来るものです。

 

 健康の黄金律

 おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康

 

 食卓を囲むみんなの喜びが、大きな輪となって拡がっていく。

 世界は、健康で平和になりますねぇ。

 

 みなさま、いつも最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 また是非、ご訪問ください。

 

 みなさまの、お役に立ちますように💛

 

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28.食―天地人の気

 前回は、季節の気を受けた旬の食について書いて参りました。

 

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 旬のものを頂くのは、季節の気を心身に満たすことでした。

 

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 東洋医学では、季節というのは天の気=働きと考えます。

 

 そして天の気を受けて大地からは、様々なものが生まれてきます。

 その大地には、その地域特有の「気」があります。

 これを東洋医学では、「地気(ちき)」というのです。

 

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 いわゆる、土地の気ですね。

 

 その地域特有の地気を受けた食材は、その土地に住む人に最もマッチングします。

 そしてその地域に住む人の気質となって現れるのですねぇ。

 

   f:id:ichinokai-kanazawa:20200330154544j:plain 五平餅

 気候風土、土地の気に寄り添った食べ物、その地域の気を受けて育ったものを心身の活力にするのですねぇ。

 気候風土に培われたその土地の郷土料理は、そこに住まう人々の長年の経験と知恵の結晶のようなものです。

           f:id:ichinokai-kanazawa:20200330154706j:plain ほうとう

 旅先でその地域の食べ物を頂くと、その土地やそこに住まう人々の気に触れるような感覚になることってありませんか?

 食べ物には、天の気地の気、そして人の気に満ちあふれているからですね。

 

 現在は流通が発達していますので、遠く離れた外国の食べ物も、簡単に手にすることができます。

 

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 これはこれで、異国の天地人の気に触れる楽しみと喜びがあります。

 ですが、気候風土の異なる地域の食べ物を日常的に口にしますと、住んでる土地の気質と合わなくなってきます。

 極端な例をあげますと、熱帯地方では、身体を冷やす作用のある果物が豊富に取れます。

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 また寒冷な地方では、身体が温まる作用のある動植物が好んで食べられます。

           

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 ところが寒冷地の人が、冷やす作用のものを日常的に取るとどうなるでしょうか。

 また熱帯地方の人が、身体を温める作用のものを日常的に取ると、病んでしまいますよね。

 たまに気候風土の異なる国や地域の人々の食べ物を楽しむのは、日常生活にアクセントをつける意味でも、豊かさを実感できますよね。

 特別な日を除いて日常の食べ物は、まず日本の気候風土に培われた日本食が、もっとも理に適った健康食といえますね。

 

 健康の黄金律

 おいしい!→ 喜び → 幸福感 → 健康

 

 日々、おいしい! そして健康でありましょう!

 

 いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 またお会いいたしましょう。

 ご訪問、お待ちしております。

 

 どうか、みなさまのお役に立ちますように。

 

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