いおり日記

大阪市淀川区 いおり鍼灸院 院長・金澤秀光が綴る東洋医学に関するよもやま話。  「心身一如」の古典医学に立脚し、個人の有り様と、人間を取り巻く環境との相関的視点から気ままに書いています。 過去のブログ記事はこちらへ→http://iori-hermitage.sblo.jp/

甘味の効用

 この甘草、漢方薬ではどのような目的で用いられるかと申しますと、気の動きゆっくりさせる作用を利用します。

 たとえば、漢方薬をお腹に長く留めて、じっくりと効果を持続させたいときは、この甘草の量を増やします。

 極端な場合ですと、下痢を止める場合にも用いられます。

 

 身近なところでは、食後の消化をゆっくりとさせる働きを利用してますねぇ。

 たとえば、食後の甘いデザートなどを頂くことで、満腹感・満足感がより長く持続させようとするのがそれです。

 白・黒砂糖やはちみつも、基本は同じ作用があります。

 強いて言いますと、はちみつの方がより長く緩める・留める作用を持続してくれます。

 ですから、はちみつは漢方の丸薬を練る際に、用いられるのですよね。

 じ~っくりと長く効かすために。

 丸薬を、 胃の中に長く留めておくためにです。

 ところがこの甘味、過ぎるととんでもないことを、やらかします。

 このところは、追々書いて参ります。

 ですから、砂糖などの強烈な甘みの作用を考えますと、単純に身体に良いとか悪いとか、言えないんですよね。

 要は、用い方ですね。

 次回、また続きを書きます(*^。^*)

 

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