いおり日記

大阪市淀川区 いおり鍼灸院 院長・金澤秀光が綴る東洋医学に関するよもやま話。  「心身一如」の古典医学に立脚し、個人の有り様と、人間を取り巻く環境との相関的視点から気ままに書いています。 過去のブログ記事はこちらへ→http://iori-hermitage.sblo.jp/

洗脳?

 知らない間に自分の心にしみついている、社会通念や価値観。

 この社会通念や価値観で、こころは反応し、思考し、行動してしまっています。

 その中のひとつ、最近筆者自身が感じていること、「向上心」

 これって、ひょっとして、洗脳?

 向上心が人を社会を、進歩・発展させる・・・本当だろうか、と疑問に思ってしまったのですよね。

 なんか、向上したいとか、進歩しなければと、いつの間にか自分自身から湧き上がってくる思いかのように感じていたのですがね。

 自己啓発の本とかも読んではみたのですが、結局「向上」なんですよね。

 生活のあらゆるところで便利になり、清潔になり、医療もどんどん進歩して,

しかもみんなが健康に生きるどころか半病人だらけのこの現状。

 なのに、こころはこの現状に「これでいい」って思うどころか、もっともっとって、どこか求めてるし、どこか芯からホッとする感覚に乏しいのですよね。

 世間では、勝ち組と負け組とか、何を基準に勝ち負けと言ってるのかよく分かりませんが、何となく戦争してるんだろうなぁ。

 社会通念というルールに従っての、競争、争い、奪い合い・・・

 子供のお受験もその内のひとつですよね。

 こんな感覚で企業も働く人も、今を生きているのだろうか。

 そりゃ、疲れて病気にでもなりましょう。

 表向きはきれいでも、なんか裏にギスギスしたものや他人に無関心か、さもなくば競争心のようなものを感じることが度々あります。

 対人関係でも、街を歩いていても。

 通勤の雑踏の中で、肩がぶつかっても振り向きもしない人が多いと感じてます。

 そらしんどいわな、といってもそれ以外の価値観や自分自身の在り様を見つけるのは、なかなか難しいのでのしょう。

 なにせ、いつの間にか気が付けば、ずっとこんな感覚で生きてきたのですから。

 さて、気がついてみてはみたものの、洗脳から脱するには・・・

 そして今のご時世で自分が自分として平穏なこころで生きていくには、一体どうすれば良いのでしょうねぇ。