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いおり日記

大阪市淀川区 いおり鍼灸院 院長・金澤秀光が綴る東洋医学に関するよもやま話。  「心身一如」の古典医学に立脚し、個人の有り様と、人間を取り巻く環境との相関的視点から気ままに書いています。 過去のブログ記事はこちらへ→http://iori-hermitage.sblo.jp/

治りますか・・・

近くの花壇で

 時々、ホームページなどをご覧頂いた方から、メールや電話で「治りますか?」という問い合わせがあります。

 メールでは、事細かに西洋医学的な病名と今までの経過やデーターを書いて、解決方法を問うて来られる方もいらっしゃいます。

 お困りなのと不安感に苛まれていることは、よく伝わってきます。

 が、ですね・・・

 何よりも大事な自分の身体の解決を、互いに顔が見えない電話やメールでのやり取りの中で見つけようとする安易さもまた伝わってきます。

 鍼の体験者から聞いてきたのならともかく、ホームページを見ただけでは分からないという不安感も理解できます。

 その上で申し上げるのですが、心に躊躇することが無い、ご自身が安心できるところを、どうぞお探し下さい、と。

 第一、病気に対しての捉え方の違う西洋医学のデーターや経過を提示されても、返事のしようがないのです。

 実際に互いに顔を合わせ、互いに会話を交わし、治療を受けて感じた感覚で決めるしかないと筆者は思うのですが。


 事はなにも、治療に限ったことではないと思うのですよ。

 今まで自分が行ってきてうまくいかなかったことを乗り越えるには、新たな視点と行動が必要です。当たり前ですよね。

 ところが今までやったことが無いことに対しては、当然、リスクが伴いますし不安にもなります。

 誰もが、リスクは最小限に留めたいと思うのは当然のこと。誰しもが願うことです。

 そのリスクを取らないのであれば、今がどれだけ辛いしんどいと訴えても、今のままが良いという選択をしたということと同じなのです。

 これ、毎日同じ空気を吸うのも嫌っていうパートナーと、別れたい、別れたいと言いながら、一人になる寂しさ、経済的なこと、世間体などを天秤にかけて、憂さ晴らしで愚痴をまき散らしながら体調が悪い、すぐれないって言ってることと変わらないです。

 そんなもの、何とかしてあげたいと思っても、どうにもならないですよ。本人が一歩を出さないって、決めてしまっていたらね。

 そこに病気があったりしたら、格好の言い訳に出来ますよね。

 そんな心根で、治ると思いますか?


 一歩を出したい意思ははっきりしてるけど、勇気がないっていう人には、背中を押しますよ。

 恋してしまった人に告白なんて、まさにそうです。

 夜眠れない、何食べても味が分からなくって食欲もない・・・

 一度、思い切ってやってみたら良いんですよ。

 そしたら、必ず結果が出るのですから。

 そしたら、結果がどうあれ、必ずまた次が始まるのですから。

 

 鍼専門 いおり 鍼灸院